■ 初めに
Radio Dream Project, Inc.(JM1LJS/WH0DX) の知る限りでは、世界中のレンタルシャックの中でサテライト通信用のアンテナを常設したレンタルシャックは無いように思います。
Radio Dream Project, Inc. は、サテライト通信用のアンテナの常設を便利なツールとしてお客様にお使い頂こうと考えており、便利なツールという範囲で、ポピュラーな Radix AnteX AY-207SAT 145MHz 3ele/435MHz 6ele クロス八木 を常設しています。このアンテナは、方位+仰角ローターにより低軌道衛星を効率よく追従できるように考えております。
今まで、海外からサテライト通信を行う方は、145/435Mのアンテナ,マスト,ブーム,ロスが少ない太い同軸,デュープレクサーと、145/435M用のリグをお持ちになり、ほとんどの場合、方位は手回し,仰角は衛星軌道の平均値に合わせて運用されていたことと思いますが、サイパンレンタルシャックでは、145/435Mのアンテナ,マスト,ブーム,ロスが少ない太い同軸のご持参からは解放されることになります。
Radio Dream Project, Inc. は、方位+仰角ローター付きの145/435Mの低軌道衛星用のクロス八木をご用意するだけでも、サイパンにおけるサテライト通信がとても運用しやすくなると考えておりますが、この考え方はサテライト通信にアクティブなお客様にとっては、物足らないレベルであるかも知れません。
Radio Dream Project, Inc.(JM1LJS/WH0DX) の予測が正しければ、サテライト通信の無線機材に関しましては、その運用をご計画中のお客様から多くのご質問を頂くことになると思いますので、予めこのページでサテライト通信に関するレンタルシャック (Radio Dream Project, Inc.) の方針を詳細にご説明させて頂く次第です。
■ アンテナ,プリアンプに付きまして
初めに、HIMAWARI HOTELとのアンテナ設置場所の取り決めにおきまして、全てのアンテナの設置位置は定まっており、それを変更,増設することは極めて困難であることはご承知おき下さい。
サテライト通信にポピュラーな Radix AnteX AY-207SAT 145MHz 3ele/435MHz 6ele クロス八木 を常設しておりますが、今後,将来的にも、アンテナのグレードアップを図る予定はありません。これは、実際にサイパンレンタルシャックのアンテナ構成をご覧頂くとおわかり頂けるかと思いますが、サテライト通信用のアンテナはHF帯のアンテナと同じマストに載せていますので、アンテナの設置スペースがありません。更なるサテライト通信用アンテナの増設は不可能です。
Radix AnteX AY-207SAT 145MHz 3ele/435MHz 6ele クロス八木は、145Mが水平,435Mが垂直です。これは、アンテナの設置スペースの関係とHF帯のアンテナとの干渉を出来るだけ避ける為、この選択肢しかありません。145Mを垂直,435Mを水平にすることは不可能です。今後,将来的にも、この改善を行う予定はありません。
同軸ケーブルは145/435M共に藤倉電線の8D2Vを30m程引き、お部屋のケーブル引き込みボックス内のN型コネクターに接続出来るようにしてあります。そのケーブルの伝送ロスに付きましては、Radio Dream Project, Inc. はお客様にご説明できませんのでご了承下さい。また、今後,将来的にも、145/435Mの同軸ケーブルのグレードアップを行う予定はありません。
145MHz 3ele/435MHz 6ele クロス八木 の耐電力は100W PEPですが、120W FMモードによる運用でも問題ありません。それ以上の出力では運用はなさらないようお願い致します。
アンテナは、145/435Mのみ常設しておりますが、今後,将来的にも、他のバンドのサテライト通信用アンテナを増設する予定はありません。これも、アンテナの設置スペースがありませんので不可能です。
145/435M共、アンテナ直下にプリアンプは設置しておりませんし、今後,将来的にも、それを増設する予定はありません。いろいろな方がお使いになりますので、送信のワンミスで破損するプリアンプを取り付けることは、技術的に困難であると考えております。
サイパンレンタルシャックのサテライト通信用のアンテナは、低軌道衛星での通信をターゲットとしており、高軌道衛星に対応した物ではありません。今後,将来的にも、高軌道衛星に対応させる為にアンテナのグレードアップを図る予定はありません。これも、アンテナの設置スペースがありませんので不可能です。
■ 方位+仰角ローターに付きまして
方位をコントロールするローターは、HF帯のアンテナと共用です。低速回転が出来る大型のローターを選んでありますが、重いHF帯のアンテナが載ったままローターを回転させることになりますので、ある程度のバックラッシュは起こるかも知れませんし、その対策は不可能です。ちなみに、仰角ローターは、145/435Mのクロス八木が回転するだけです。
方位,仰角ローター共、コンピューター制御によるオートコントロールは出来ませんので、運用中に手でコントロールして頂く必要があります。また、今後,将来的にも、それが行えるようにする予定はありません。
また、サテライト通信用ローター,並びにアンテナは、基本的に、サイパンレンタルシャックのHF帯のアンテナ構成に付け加える方法で常設しています。従いまして、ローターコントローラーの指し示す方向に数度の誤差が生じているでしょう。サテライト運用にアクティブな方は、その誤差を時間をかけて調整していくのでしょうが、Radio Dream Project, Inc. と致しましては、その誤差を同様に時間をかけて調整していくことは実質的に不可能です。従いまして、サテライト通信用ローターは、±3度程度の誤差が生じているであろう事を前提に運用を行って頂きたくお願い致します。これは、低軌道衛星であれば許容できる範囲ですので、ご理解頂きたくお願い致します。
■ 145/435M用のリグはありません
サイパンレンタルシャックからのサテライト通信を行う方は、145/435M用のリグをご持参頂きたくお願い致します。今後,将来的にも、Radio Dream Project, Inc. は、サイパンレンタルシャックに145/435M用のリグをご用意する予定はありませんのでご了承下さい。
また、サイパンレンタルシャックは、145/435Mのデュープレクサーはご用意しておりませんので、お使いになる方はご持参頂きたくお願い致します。今後,将来的にも、Radio Dream Project, Inc. は、サイパンレンタルシャックに145/435M用のデュープレクサーをご用意する予定はありませんので予めご了承下さい。
サイパンレンタルシャックがご用意しているのは、13.8V,30A MAXのスイッチング電源1台と、N−M変換コネクター2つだけです。お部屋内のケーブル引き込み用ボックスから机までは、両端Nコネ付きの8D2Vで約4m引いています。ご持参頂いたリグのコネクターがM型である場合は、N−M変換コネクターでM型に変換してご使用下さい。
■ 【絶対厳守】 HF帯を運用する際のご注意
これは、極めて重要なことです。HF帯の運用を行う際は、お持ちになったリグ,プリアンプから、必ず145/435Mの同軸ケーブルを外して下さい。特に、18/24Mの2エレHB9CVと145/435Mのクロス八木は、そのクリアランスが30cm位しかありません。18/24Mで500W送信を行いますと、145/435Mのリグの受信段はほぼ間違いなく破損するでしょう。特にグループで運用なさる際は、サテライト通信を行う方は、メンバーの皆さんに十分にご説明をお願い致します。
■ サテライト通信用アンテナのデフォルトの仰角は90度です
サテライト通信用アンテナのデフォルトの仰角は90度です。18/24Mの運用を行う際は、アンテナ間の干渉を避ける為、必ずサテライト通信用アンテナの仰角を90度にしてから行って下さるようお願い致します。
また、お帰りの際は、必ずサテライト通信用アンテナの仰角を90度にしてから運用を終了して頂きたくお願い致します。サテライト通信を行わないお客様もいらっしゃいますので、仰角を90度で終了して頂きませんと、次のお客様の運用に差し支えます。ご理解,ご協力の程、宜しくお願い致します。
■ サテライト通信によるSSTVの運用は禁止です
サイパンレンタルシャックのローカルルールになりますが、サテライト通信におけるSSTVの運用は禁止とさせて頂きますので、ご理解頂きたくお願い致します。
■ サテライト通信におけるアドバイスは出来ません
Radio Dream Project, Inc.(JM1LJS/WH0DX) は、サテライト通信を行う方に各衛星の軌道をご説明することは出来ません。これは、出来ないというよりわかっていません。 過去にRadio Dream Project, Inc.(JM1LJS/WH0DX) が諸外国からサテライト通信を行った際は、各衛星の軌道は、全てサテライト通信にアクティブな方から教わっています。Radio Dream Project, Inc.(JM1LJS/WH0DX) は、他の方から教わらないとサテライト通信が出来ないレベルのオペレーターです。
サテライト通信のQSLの書き方は、サテライト通信にアクティブな方にお聞きになって下さい。これは、レンタルシャックサービスの枠を超えています。
■ サテライト通信は、その全てが動作保証対象外です
サイパンレンタルシャックのサテライト通信用アンテナは、動作保証対象外とさせて頂きますので、自己責任で運用を行って頂きたくお願い致します。。また、これらのサテライト通信用アンテナを使用したことにより、お客様がお持ちになったリグ,リニアアンプ,プリアンプ等が故障した場合、Radio Dream Project, Inc. は、その一切の賠償に応じられませんので、ご了承頂きたくお願い致します。
地元局がサテライト通信用周波数帯でそれ以外の通信を行っており、サテライト通信に支障があった場合、Radio Dream Project, Inc.(JM1LJS/WH0DX) はその説得,改善は行いませんので、ご了承頂きたくお願い致します。
これは、具体的に以下の事例が含まれます。
| @ | 同軸ケーブルのロスにより、安定したサテライト通信が行えなかった。もしくは、全くQSO出来なかった。 |
| A | 方位,仰角ローターのバックラッシュ,その回転スピード,ローターのノイズにより、安定したサテライト通信が行えなかった。もしくは、全くQSO出来なかった。 |
| B | 地元局のQRM,HIMAWARI HOTELが発生させている環境ノイズにより、安定したサテライト通信が行えなかった。もしくは、全くQSO出来なかった。 |
| C | サテライト通信とHF帯の運用により、145/435Mのリグ,リニアアンプ,プリアンプが故障してしまった。その故障により、安定したサテライト通信が行えなかった。もしくは、全くQSO出来なかった。 |
以上、ご理解頂きたくお願い致します。



























